11月の集まり

子ども友の会では、毎回、「おこづかい帳の時間」を持っています。

 

毎年、婦人之友社のおこづかい帳を一人ひとりに渡して、記帳を励まします。

 

子どもたちは、お金を使ったらおこづかい帳に書く…という習慣が着実に身に付いてきているようです。ほとんどお金を使うことがなくて空欄が多かった子も、周りのお友達に刺激されてか、少しずつノートが埋まってきているように感じます。

 

毎回、おこづかい帳の時間に、スタッフが一人ひとりノートを見せてもらいながら、子どもたちと会話してチェック印のスタンプを押していきます。

 

夏休みや冬休み、お祭りなどのイベントでお金を使ったり、自分の好きなオモチャなどを買ったりと子どもたちの生活の様子が見えてきます。

 

父の日や母の日、家族のお誕生日のプレゼントを買った…、〇〇に募金した…、と人のために使ったという子どももいました。

 

話を聴いていくと、みんな生き生きと楽しそうに使った様子や買った物の話をしてくれます。また、使った物だけでなく、おこづかい帳の左側の「予算と実際」や「まとめ」も書けるようになるといいねと呼びかけたところ、少しずつ書いてくれる子もでてきました。

 

ただ使うだけでなく、最初に予算を立て、最後にひと月を振り返る…という習慣が身に付いてくれたらと願っています。これからも子どもたちを励ましつつ、一緒に経済を学んでいけたらと思います。