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婦人之友を読む会

今日のいのり

 

神さまが働かれるスペース

まことに、イスラエルの聖なる方  わが主なる神は、こう言われた。

「お前たちは、立ち帰って 静かにしているならば救われる。

安からかに信頼していることにこそ力がある」と。

しかし、お前たちはそれを望まなかった。イザヤ書30章15節

 

 

困難な状況に置かれた人々に主の言葉は臨む。聞き従うことによって、私たちは力を得てきた。主なる神が働かれる以上、私たちはそのためのスペース(場所、余地)を用意する。決して妨げてはならない。(中略)

 

しかし、お前たちはそれを望まなかった。皮肉なことだが、この一言が入って「全聖書の優れた要約のひとつ」とされるのであり、人の弱さと罪の深さがある。私たちはそうしないから、神の言葉を聞かないので、さらに苦しみ罪に罪を重ねるのである。(中略)

 

私たちはどうだろう。不安の中にあっても神に信頼したい。怒りに駆られても高ぶる心を鎮め。落ち着きを保って神に立ち帰り、主の語りかけに耳を傾けたい。神さまが働かれるスペースを、私たちは心の中にどれくらいもっているだろうか。と後藤正敏牧師(前旭川六条教会)は語りかけられています。

 

羽仁もと子の言葉は「起きたての家」

われわれの家庭はどうか潔く、朝の太陽とともに寝床を出るように。そうしてめいめいが1日の仕事の支度をすっかりしてしまうように。

 

今年度は生活時間しらべの年です。

「生活合理化」には、

生活合理化の第一は、いつ考えても時間の問題です。早寝早起きを、自分の家庭に励行する勇気と誠実とを、女が持っていなくては駄目です。どうしてもそれが出来ない人があれば、5人の賢い処女(おとめ)の持っている油は、10人分には足りないのですからやむを得ません。マタイによる福音書に教えられてある通り、その人の事はその人に任せなくてはならないのです。どうか決心してわれわれの日常生活を神の法則に叶わせようと、本気に祈り求める女の家庭に、そうした落伍者のないように、それがためお互い同士のものの一つの心の祈りでなくてはならないと思います。

このように書かれています。

 

時間しらべをして、自分の今を知ると共に、どう生活したいと思い、しているのか、心に余裕をもって取り組んでいきたいと思いました。